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Messigny

今回は私がとても好きなルールであるMessignyを解説したいと思います。

1.盤上に置かれている双方の同種の駒は、1手使ってその位置を交換することができる。
 王と玉は同一の駒とみなすので交換可能。成駒と生駒は区別する。
2.交換するときに駒を裏返すことは出来ない。
3.行き所のない駒や二歩が発生するような交換は禁手。

以上が基本的なルールです(純粋ルール)
しかしややこしいことに以下の条件を付けることによって欧州ルールと日本ルールに別れます(笑)

純粋ルール  入れ替えに関して制限はしない
欧州ルール  相手が駒を入れ替えた直後の手番に駒を入れ替えることを禁ずる
日本ルール  直前の局面に戻す手を禁ずる

かなりややこしいのでここで例題をひとつ。

2012-07-31d.png

これを欧州ルールで解くと34と、同と、23王/15玉(詰上がり①)までの3手になります。
欧州ルール以外では、詰上がり①から純粋ルールだと23玉/15王、日本ルール(純粋ルールでも)26と/34とがそれぞれあるので詰みではありません。

また日本ルールでは33と/26と、15玉/23王、26と/44と(詰上がり②)まで3手となります。
この場合、1手目と2手目が入れ替えになってるので欧州ルールの「相手が駒を入れ替えた直後の入れ替えは禁ずる」に反するため、欧州ルールでは詰みません(できません)。また純粋ルールでは詰上がり②から26と/44と、とできるので詰みにはなりません。

2012-07-31b.png2012-07-31c.png

ちなみにMessingyはフランスの地名らしくメッシニー(シは延ばさない?)と読むらしいです。
あまりメジャーなルールではありませんが、そこまで複雑なルールでもなく面白いのでおすすめです。
ただ、Messignyやキルケ系のルールは/など表記が面倒なのがネックですね。


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安南

ルール解説の二回目はフェアリールールでトップクラスの知名度を誇る安南です。

「味方の駒が縦に隣接した場合、上の駒の利きは下の駒の利きになる」
安南説明
言葉だけでは分かりづらいので参考図を見てみます。
安南ルールの場合、参考図の11香は金、25玉は桂、26桂は角の動きにそれぞれ変わります。
43銀と45飛は間が一マス空いていて隣接していなので動きに変化はありません。
11香は12金が動くと行きどころの無い駒になってしまいますが、また動く可能性があるということで通常の安南ルールでは容認されてます。
同様に一段目の歩や桂、二段目の桂も禁手ではありません。

このように駒の動きが変化する(性能変化系)ルールでは二歩禁に関する問題が付きまとってきます。
これまた文章だけで説明するのは大変なので参考図をご覧ください 
安南3手ツイン詰上がり①

25歩、35玉、26龍(詰上がり①)まで3手
これで全く問題ないように思えるかもしれません。しかし詰上がり①をよく見てみてください。
仮に26龍に同玉としてみましょう。それは37の歩がと金の動きになってるので反則の手にに見えるかもしれません。しかし37の歩は果たして26の玉を取れるのしょうか?というのも、37歩で26玉を取った瞬間二歩となるからです。これはどういうことかというと、玉(royal駒)を取ったとき二歩になる手を有効とするか無効とするかという問題が発生しているわけです。

上の手順の様にこの26龍に対して同玉と取ることができない、いわゆる37歩の利きは26の地点に及んでいる、有効であるとするものを利き二歩有効といいます。
逆に37の歩が26に利いていない、無効であるとするものを利き二歩無効といいます。
ちなみに利き二歩無効であるときは、15歩、35玉、36歩まで3手となります。

このような利き二歩有効や無効という問題は安南以外の性能変換系のルールでも出てくることがあるので注意が必要です。
また詰将棋パラダイスのフェアリーランドでは利き二歩無効がデフォですが、fmの方では利き二歩有効がデフォなのでこちらも注意が必要です。(ややこしいのでデフォルトのルールはぜひ統一して欲しいものです)

ばか詰

一回目のルール解説はフェアリー界を生きていくには避けて通れないばか詰です。

通称協力詰。攻め手と受け手が双方協力して最短で玉を詰める、としたものです。
ばか詰3手
上図は伝統ルールでは詰ますのは不可能ですが、ばか詰では24銀、14玉、15金の3手詰です。24銀、22玉、23銀成、21玉、22金のような順でも詰みにはなるのですが、5手かかっており最短ではないため不正解となります。
お互いが協力すると言っても初手24銀に対して13玉のような王手放置はできません。あくまでも合法手のやりとりによっての最短を導くルールです。

またばか詰では伝統ルールとは違い、解が一つに限定されているものを基本的に完全作としています。例外として作品にわざと2つの解を持たせ、その対比により作品の完成度をあげようとするものもあります。が、このような例外は稀なので、注釈がなければ基本的に解は一つに限定されています。

ばか詰においての最終的な「詰」の概念は伝統ルールと異なるので注意が必要です。
ばか詰では伝統ルールと違い受け手に合法手が一切残されてない場合のみ詰としています。
2012041215591620f.jpg

上図は伝統ルールなら持駒の香を12〜19のどこへ打っても詰みです。しかしばか詰では12香の限定打で1手詰になります。なぜかというと13香のように離して香を打つと12歩などの合法手によって王手を防ぐ事が可能だからです。このようにばか詰においては伝統ルールと違い、無駄合の概念は存在しません。

フェアリーの世界には面白いルールがたくさんあります。
しかしその一方でルールが分かりづらかったりするのが難点です。
せっかくブログを作ったわけなので少しずつルールをまとめていきたいと思います。
ほとんど自分のメモ用みたいな感じになると思いますが、質問や要望、間違い指摘などあったら遠慮なくお願いします。

ブログ始めました

ブログ始めてみました。

詰将棋の事を中心に書いていこうと思います。
あまり更新されないと思いますが、暇なときにでも覗いてみてください。
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どなんざ

Author:どなんざ
ばかではあるがまだ最悪ではない。
自殺はあまり得意ではない。

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